今月8日の「国際女性デー」に先駆け現地時間6日、英王室メーガン妃がロンドン東部の共学校を訪問した。生徒達から温かい歓迎で迎えられた妃はスピーチのなかで「『国際女性デー』は女性だけのものではない」「毎日が『国際女性デー』であるべき」と述べ、未来を担うおよそ700名の生徒達に呼びかけた。
王室離脱を目前に控え、現在英国に一時帰国中のメーガン妃。およそ2か月ぶりに英国に戻った妃は連日複数の公務に立て続けに出席、休む暇もなく多忙なスケジュールをこなしている。
現地時間6日には、妃がロンドン東部ダゲナムの街を単独訪問した。この街は1968年、男女間の賃金格差に不満を抱いた米自動車メーカー「フォード・モーター」縫製工場の女性達がストを決行し、のちに英国に男女同一賃金法が制定されるきっかけを作ったことで知られる。妃は2日後に控えた「国際女性デー」を前にこの地を訪れ「ロバート・クラック・アッパースクール」で行われた特別集会に出席、そこで当時ストライキに参加していたジェラルディン・ディアさんと対面を果たした。
メーガン妃はこの特別集会で11歳~18歳までの男女が通う同校のおよそ700名の男女生徒達を前にスピーチを披露、
「ジェラルディンや工場の女性達が正義のために勇気をもって立ち上がり、行動を起こしたこのダゲナムの街を訪れることができ、誇りに思います。」
と「国際女性デー」を前に自らこの街の訪問を熱望したことを明かした。
「今年の『国際女性デー』に何をしたいかを考えた時、私はこれからの未来を創る女性達、そしてそのなかで非常に重要な役割を担う若い男性達ととともに過ごすことがとても重要だと思いました。」
冒頭でそう述べたメーガン妃は、