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ホラー映画『犬鳴村』(2月7日より公開)は『呪怨』シリーズで知られる清水崇監督が「犬鳴村伝説」を題材に脚本を手掛けて撮った作品だ。主人公の森田奏(三吉彩花)が周りで起きる奇妙な出来事の真相を確かるために向かった福岡県にある心霊スポット「犬鳴トンネル」を巡り恐怖体験する姿を描いている。「日本最凶の心霊スポット」とされるそのトンネルは実在しており、Twitter上では地元の人々から様々な声がつぶやかれていた。
福岡県宮若市・久山町にある犬鳴峠は1949年(昭和24年)に犬鳴隧道(旧犬鳴トンネル)が開通した後、1975年(昭和50年)には新犬鳴トンネルが開通してそちらが主要幹線となった。やがて旧道は不法投棄や暴走族の溜まり場になるなど問題化したことで閉鎖され、旧トンネルの入り口はコンクリートのブロックで覆われ封鎖された。現在、旧犬鳴トンネル入り口には記念碑がある。
犬鳴村伝説とは「旧犬鳴トンネル近くに、法治が及ばない恐ろしい集落『犬鳴村』があり、そこに立ち入ったものは生きては戻れない」という都市伝説で、昨年11月19日には犬鳴隧道(旧犬鳴トンネル)をモデルにしたゲーム『犬鳴トンネル』まで発売された。
映画『犬鳴村』が都市伝説をもとにしているとはいえ、心霊スポットとされるトンネルは実在する。そのためTwitter上では、