英時間2月18日夜、ロンドンのO2 アリーナで音楽授賞式「ブリット・アワーズ(Brit Awards)」が開催された。第40回目を迎えた今回は、ルイス・キャパルディやビリー・アイリッシュらが受賞したが、感動的なスピーチのほかラッパーのデイヴ(Dave)のライブが議論を呼んだり、伝説のバンド「フェイセズ」が復活してパフォーマンスを披露するなど話題の多い授賞式だった。
スコットランド出身の歌手ルイス・キャパルディは、最優秀ニュー・アーティスト賞とシングル『サムワン・ユー・ラヴド』でソング・オブ・ザ・イヤー賞の2冠を達成した。最優秀ニュー・アーティスト賞で名前が呼ばれるとワインボトルを片手にステージに上がったが、ルイスは先のグラミー賞の後にひどい二日酔いになり1か月の禁酒宣言をしたばかりだった。
ルイスはその後、ソング・オブ・ザ・イヤー賞に輝き再度ステージに上がった。受賞した『サムワン・ユー・ラヴド』について「この曲は、TV番組“ラブ・アイランド”に出ている僕の元恋人のために書いたんじゃない。2年前に亡くなった祖母を思って書いたんだ。“ラブ・アイランド”が祖母に出演依頼をしないことを願うよ。おばあちゃんに感謝! 死んでくれたことに…おっと、ごめん!」と述べた。イギリスで大人気のTV番組『ラブ・アイランド』は、無人島での男女の恋愛模様をのぞき見するリアリティ番組で、マッチョな男性達とグラマラスな女性達が水着姿で出演している。
ビリー・アイリッシュは最優秀インターナショナル・女性ソロアーティスト賞を受賞し、