イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】テイラー・スウィフト、ほぼ全篇“男装”の『The Man』MVで男性優位社会を風刺

女性としての生きづらさやフラストレーション、理不尽な男女間の格差について強く訴えかけているのだ。

テイラーは昨年12月の『Billboard』誌のインタビューのなかで、同曲について「自分自身をはじめ、業界内のあらゆる女性達の体験に基づいて書かれたもの」と明かしており、男女間の不平等という重いテーマをあえて強烈なビジュアルとキャッチーな歌詞で世に送り出すことで、人々が日常的にこの問題に意識を向けてくれるようになれば―とその思いを語っていた。

『The Man』のMVは他のMV同様、全篇に様々なメッセージが隠されているのだが、あるシーンではカニエ・ウェスト&キム・カーダシアンの自宅を彷彿させる内装が登場することから、テイラーは同曲のなかで「2人のこともディスっている」とも言われている。他にも、テニスコートのシーンで審判を務めているのがテイラーの実父スコットさんであったり、最後で男性の声を担当しているのが“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンだったりと細部まで色々な“仕掛け”が楽しめる。

テイラー自らがメガホンを取った『The Man』のMVは、解禁からわずか1日で1400万回を超える再生回数を記録している。男装はもちろんのこと、理不尽なダブル・スタンダードや男性優位の風潮を見事に風刺したビジュアルはテイラー・スウィフトのファンでなくとも一見の価値アリだ。

画像は『Taylor Swift 2020年2月17日付Instagram「The Man – Live From Paris」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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