生徒たちはバスの運転手ダニー・ハップさん(Danny Hupp、74)の指示で開いた窓や非常ドアから次々と脱出している。
この事故でダニーさんを含む軽傷の9人がリッキング・メモリアル病院に搬送され、ジョセフは背骨を骨折するなどの重傷でマウント・カーメル・イースト病院にて治療を受けていた。事故当時のジョセフは覚醒剤「メタンフェタミン」の影響下にあり、運転免許は2000年に失効していたという。
生徒たちはその後のインタビューで「もうバスに乗るのはこりごり」「今でもあの時の夢を見てうなされる」「衝突の後、意識を失った。痛みは感じなかったが、手から出血していた」「もうだめかと思った」などと事故の衝撃を語っていたが、事故から約3週間を経て公開された動画には「ショッキング」「運転手だけがシートベルトをしていたんだね。でもなぜ生徒たちはシートベルトをしていないのか」「シートベルトを義務化すべき」「とにかく無事で良かった」「これは怖い」「これで死者がでなかったのは不幸中の幸い」「マスタングの運転手は二度と車を運転すべきではない」といったコメントがあがっている。
画像は『WKRG 2020年2月11日公開 YouTube「Authorities release video showing moment Ohio school bus overturned」』のサムネイル、『10TV.com 2019年12月24日付Twitter「Injured student describes chaos, panic after crash that overturned Perry County school bus」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)