カナダ出身の歌姫セリーヌ・ディオンの母テレーズさんが現地時間16日、モントリオールの自宅で亡くなった。母を見送ったその足でマイアミへと飛んだセリーヌは翌17日、気丈にもコンサートを決行。同公演のなかで最愛の母との最期について語る場面も見られた。
“ママン・ディオン(Maman Dion)”の愛称でカナダ国民に広く愛されたセリーヌ・ディオンの母テレーズさんが現地時間16日、家族に見守られるなかモントリオールの自宅で静かに息を引き取った。
現在「Courage World Tour」真っ只中のセリーヌは、最愛の母を亡くすも翌日フロリダ州マイアミにて予定されていたショーを気丈にも決行。公演のはじめにはテレーズさんとの最期の様子をファンに明かす場面も見られた。
セリーヌは2日前、テレーズさんを大変よく世話してくれていたナースから電話をもらい、命がそう長くはないことを告げられたという。セリーヌはその後モントリオールできょうだい達に合流し、テレーズさんのベッドのそばで一夜を過ごしたそうだ。そして、
「私達はおしゃべりをしたり、一緒に歌を歌ったりしました。お互いハグを交わし合い、別れを告げました。きっと旅立つ前に母は私達が揃うことを待っていたのだと思います。」
とテレーズさんの最期に立ち会った時のことをファンに伝えるのであった。
セリーヌはその後、