レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット主演の映画『タイタニック』(1997年)の主題歌『My Heart Will Go On』で知られる世界的なシンガー、セリーヌ・ディオン(50)。このほど、スターへと駆け上がったセリーヌの伝記映画『Céline Before Celine』が制作されることが分かった。
カナダ国内で唯一フランス語を公用語としているケベック州で生まれたセリーヌ・ディオンは、12歳の時にレネ・アンジェリル氏に見出されて歌手の道に進み、1987年に出した8枚目のフランス語アルバム『INCOGNITO(アンコニト)』が地元ケベック州で大ヒットした。1991年に英語のアルバム『Unison(ユニゾン)』で世界デビューを果たし、日本でもお馴染みの映画『タイタニック』の主題歌『My Heart Will Go On』で大ヒットを記録している。圧倒的な歌唱力を誇るセリーヌは米ラスベガスで15年にわたって定期公演を行っており、そのショーも今年6月で閉幕する。私生活では1994年にアンジェリル氏と結婚して3人の子供を授かったものの、アンジェリル氏は2016年にがん闘病の末にこの世を去っている。
そんなセリーヌ・ディオンの伝記映画『Céline Before Celine』をケベック出身の監督マーク=アンドレ・ラヴォア(Marc-Andre Lavoie)が手がけることを『The Hollywood Reporter』は伝えた。同映画ではセリーヌの生い立ちや世界的に有名になる以前のことが描かれるという。フランス語圏で育ったセリーヌだが、本作は英語になるとのこと。脚本はセリーヌの甥っ子ジミー・ディオンが手がける。
さらにはセリーヌの母テレーズさんが、