このほどイギリスから、気を失った母親のために救急隊を呼び、心肺蘇生まで施して救おうとした勇敢な7歳の少女の話題が届いた。少女は心肺蘇生法について誰からも教わったことはなく、YouTubeを見て学んだという。『Metro』『Mirror』などが伝えている。
イギリス在住の2児の母ベッキー・グリーンさん(Becky Green、32)が先月、7歳の娘ジェシカ・キンダーちゃん(Jessica Kinder)に命を救われた出来事があり、メディアが注目している。
ベッキーさんは長男グラント君(Grant)を学校に送った後、体調がすぐれないため学校を休んだジェシカちゃんと一緒に自宅で映画『グリンチ』を見ていた。そしてベッキーさんはジェシカちゃんのために温かい飲み物を用意している最中に突然、意識を失い倒れてしまった。
その様子を目の当たりにしたジェシカちゃんはさぞかし動揺したことだろう。しかし母親の意識を戻すために、グラスに水を汲んでベッキーさんの顔にかけた。それでも反応が無かったことから、ジェシカちゃんはベッキーさんの上にまたがって自分の全体重をかけて心肺蘇生を行ったのだ。
さらにジェシカちゃんは、ベッキーさんのスマートフォンで緊急通報番号999にかけようと試みた。最初はスマートフォンのパスワードロックが解除できないため手間取った様子だったが、すぐに“緊急電話専用ダイヤル”の画面に気づいて救急隊を呼ぶことができたそうだ。
しばらくしてベッキーさんは意識が回復したが、