夫婦や恋人同士の間で暴力の犠牲になってしまう女性はあとを絶たないが、このほどアメリカで3週間ほど付き合って来た女性に対して暴力を振るい、額に自分の名前まで刻んだ男が逮捕された。『New York Post』『San Antonio Express』などが伝えている。
米テキサス州サンアントニオのあるアパートの一室に今月5日、男が恋人である女性に暴力を振るっていたことで警察官が駆けつけた。男はヤコブ・ジャクソン・ヒルドレス(Jackub Jackson Hildreth、19)で、被害者の女性カタリーナ・ミレレスさん(Catalina Mireles、22)は、右目と顎など顔にいくつかの痣ができていた。
ヤコブは警察官が来る前に逃走して行方をくらましていたが、翌日には凶器を使っての加重暴行罪で逮捕されている。のちの調べによると、2人はFacebookを通じて知り合い、交際して3か月程度だったという。その日は2人の関係について話し合っているうちに揉めたのか、ヤコブが暴力行為に出たそうだ。
カタリーナさんはヤコブに顔を10回ほど殴られた後、首を押さえつけられて額にナイフで“JACK(ジャック)”とヤコブの名前を刻まれた。彼女は顔に痣ができているほか口の中も怪我をしており、顎の骨が3か所も骨折していたとのことだ。カタリーナさんはこの時の状況について「私をクローゼットに押し込もうとしたようですが、彼は一瞬考え込んだ後、私の顔に名前を刻んだのです」と明かしている。
またカタリーナさんの母親ワニータ・ロペスさん(Juanita Lopez)は、