クロちゃんが戦略で作り上げたキャラクターではないだろうか。プライベートでも仲の良い高橋みなみやロケで共演したことのある鈴木奈々は「本当は真面目」「実は親切で優しい」などと証言しているのだ。
12月18日放送の『水ダウ』でデビューするアイドルグループのメンバー4人を発表した際にも、クロちゃんはお気に入りだったはずのカエデを落とした理由を「ダンスと歌がちょっと…」と話しながら、後のインタビューでは「カエデのことを好きになってしまったので、アイドルに手を出すわけにはいかないから落とした」との趣旨を明かして、怒った浜田雅功からビンタをお見舞いされてしまう。
これなどもストーカー的で気持ち悪いキャラクターを強調して、そんなクロちゃんがプロデュースするアイドルグループ・豆柴の大群って「どんな女の子なんだろう?」と関心を持ってもらう狙いがあるように思える。
ただしクロちゃんのプロデューサーとしての才能には目を見張るものがある。新企画「MONSTER IDOL」のスタートにあたり、BiS(新生アイドル研究会)の仕掛人でもある株式会社WACK代表取締役の渡辺淳之介さんから「クロちゃんにお任せします」と言われており、豆柴の大群のメンバー選出からデビュー曲『りスタート』作成と本領を発揮した。
思えば山里亮太とともにAKB48の熱いファンとしてアイドルオタクタレントの先駆けとなったクロちゃん。その後も様々なアイドルを応援しており、どのような楽曲やパフォーマンスだと人気が出るのか熟知しているのではないか。
『りスタート』では自身が作詞・作曲を担当してサウンドプロデューサーにBiSやBiSHを手掛ける松隈ケンタさんを起用、ミュージックビデオは『水ダウ』などを担当するTBSテレビ・藤井健太郎プロデューサーが監督を務め、振り付けはBiSHのアイナ・ジ・エンドが担当といった凝りようだ。
Twitter上では「クロちゃんのネーミングセンスは宇宙なんやわ 斜め45度のセンスw 豆柴の大群とか普通じゃ思いつかないw」、「豆柴の大群を1番にさせることがクロちゃんの夢ならば応援したくなるな、 ただし、女関係はダメだ。 かっこいいプロデューサーになってくれるよな…」、「モンスターアイドルおもろすぎな クロちゃんは無理だけど笑 豆柴の大群全員可愛い!! これは普通に推せる! Pは解任&罰で!!」といった声も見受けられた。
クロちゃんが戦略で作り上げたキャラクターが『りスタート』のように作品との相乗効果を生めば、豆柴の大群の人気上昇につながるかもしれないが、クロちゃん自身の去就には逆効果となる可能性もありそうだ。まずは、プロデューサーの継続こそ豆柴の大群のこれからに関わる重大事だろう。
本日タワーレコード渋谷店での豆柴の大群&クロちゃんゲリラ無料握手会にお越し下さった皆さまありがとうございました!!
明日から全国各地に回ってリリースイベント!!
1コインで写メが撮れますので是非!!#水曜日のダウンタウン #モンスターアイドル pic.twitter.com/m2uQKDf2qJ— 豆柴の大群 (@MAMESHiBATAiGUN) December 19, 2019
画像は『junnosuke watanabe 2019年12月21日付Instagram「#豆柴の大群好きと繋がりたい」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)