2020年東京オリンピックのマラソンと競歩の札幌開催が1日に正式決定した直後から、複数の情報番組にて札幌を批判するコメントが相次いだ。この状況に、北海道足寄町出身で参議院議員の鈴木宗男氏が自身のブログで「ここはオールジャパンで、東京オリンピック・パラリンピック成功に向け、一致結束すべきではないか」と訴えている。
特に札幌開催のマラソンコースとして検討される北海道マラソンの経路が「映像的には美しいコースではない」、最大の難所と言われている新川通りは「ここは建物が何も無いところで、走っても走っても前に進んで行かないような…飽きちゃうんですよ!」、「実況は真っ青な空、緑の木々を繰り返すしかない」「駅か離れていてアクセスも悪く、応援も少ないかと」などと情報番組の出演者からは建設的な意見は全く発せられず、北海道民や札幌市民だけでなく東京都民からも放送内容を不快だとする声がネット上で多く見受けられた。
札幌開催が正式決定してからまもなく1週間が経とうとしているが、6日放送のTBS系の『ひるおび!』では「新川通りにキタキツネや羊を放牧し、北海道らしさを出せばいい」と青山学院大陸上部監督の原晋氏がコメントし、「怒り通り越して悲しい気持ちで涙が出てきました」「バカにするのも大概にしろ!」とまた札幌市民の怒りを買っていた。
未だ続く札幌開催への批判に、