レイキャビクの「バス・ホステル(Bus Hostel)」にて展示された後、アイスランド南部の村にある、ヒェルトゥルさんの友人が経営するホステル「スノトラ・ハウス(Snotra House)」のガラスケースの中に落ち着いたようだ。
ちなみにガラスケースの上には英語で「ハロー! 私は2009年に販売された、アイスランド最後のマクドナルドのチーズバーガーです」「セルフィーを一緒に撮りましょう。タグ付けも忘れずに」とのサインが掲げられている。
オーナーのシッギ・シーグルドゥルさん(Siggi Sigurdur)は「ハンバーガーはいい年だけど、調子は良さそうだし、見かけだって悪くない。確かに面白いと思うけど、私たちはどんなものを口にしているんだろうって考えさせられるよね。なにしろカビは生えていないし、古くなっているのは包装紙だけなんだから」と苦笑する。
シッギさんによると、このちょっと変わったディスプレイを見ようと世界中から多くの人が集まってくるそうだが、同ホステルのウェブサイトではライブ配信も行っており、一日のアクセス数は多い日で40万を超えるのだという。
このニュースには「微生物が成長する十分な栄養が含まれていないってことよ」「放っておくとすぐ乾燥しちゃうよね。水分がないから、腐らないんじゃない」「恐ろしいわ」「こうなるとあのポテト特有の匂いもないのだろうね」「あと何年この状態が続くのだろう」「ファストフードはやっぱり食べたいとは思わない」といったコメントがあがっている。
画像は『7NEWS.com.au 2019年11月2日付「Decade-old McDonald’s meal remains almost completely intact in Iceland hostel」(Credit: Snotra House)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)