売上が伸びず、新メニューで巻き返しを図ろうとしている日本マクドナルド。しかし海外のマクドナルドでもかなりの苦戦を強いられている。そんな中、イギリスでカビの生えたマックマフィンが提供されていたことが発覚した。
英メディア『metro.co.uk』によると、カビの生えたマフィンを提供したのはノッティンガムシャー州バルウェルのマクドナルドでのこと。4児の父でもあるアラン・エヴァスさん(32)は、マックマフィンを一口食べたところで、緑色のカビを発見。すぐに食べるのをやめたものの、2~3時間すると吐き気を催し気がつくと病院のベッドだったという。すぐには退院することができず、5日も入院を強いられた。
アランさんは悲惨な体験を振り返り、「気分は最悪で、胃の激痛が続きトイレから出られないような状態だったよ。水やジュースを口にすると30分後には全てもどしてしまうんだ」と語り、マクドナルドに行くことは二度とないと断言した。しかも店側からは返金もなく、フリークーポンが渡されただけだったという。彼のパートナーであるアマンダ・シーフォードさん(28)も、数日後に具合が悪くなり救急車で運ばれたそうだ。
マクドナルドの広報担当者は「こんなことは初めてです。英マクドナルドでは、マックマフィンに使用する卵は従業員がその場で割って調理しており、新鮮なものしか使用しておりません。なぜカビの生えた商品が提供されてしまったのか、事実関係を調査しきちんとした形で被害者に謝罪したいと思います」と述べている。
次々と発覚する不祥事。食の安全には一番気をつけなければいけないところだが、一度離れてしまったお客を呼び戻すのは容易ではないだろう。
※ 画像はexpress.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)