またしてもマクドナルドがやってしまった。英ノーザンプトンのマクドナルドでこのほど、パテにほとんど火が通っていないハンバーガーが提供されて波紋を広げている。
ほぼ生、ピンク色のパテでハンバーガーを客に提供したのは、英ノーザンプトンにある「ウェストン・ファヴェル・ショッピングセンター」のマクドナルド。購入した男性は元から潰瘍性大腸炎を患っており、これを食べた後で食中毒を起こした。公開されたショッキングな動画には「まだこんなことを。あまりにも客をバカにしている」との声が続出している。
こちらは11日、『SWNS TV』さんが“Dad-of-two given red raw hamburger from McDonalds”というタイトルでYouTubeに投稿した問題の映像だ。男性は鉄道会社で職員の健康および安全管理の指導にあたっている28歳のバイロン・トーマスさん。そのマクドナルドで“クォーターパウンダー”を注文し、一口食べて味がおかしいと気づいた。店長にクレームを入れると「すみません、すぐに別のバーガーと交換します。そのバーガーを戻して下さい」との返事であった。
謝罪もそこそこに、なんとか証拠隠滅を図りたい雰囲気をみせる店長。大勢の客が並ぶカウンターでバイロンさんがさらに不満を訴えると、店長は「こちらに言ってください」とマクドナルド本部の電話番号を渡して幕引きを図ったという。だがその電話に出た担当者の返事は、「店舗から事故として報告が上がってこない限り何もしようがない」というものであった。バイロンさんは今、地元の環境保健衛生課に通報することを検討中だ。
※ 画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)