ポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウド(34)が、このほど英テレビ局『ITV』によるドキュメンタリー番組に出演した。52歳の若さで他界した父との関係や貧しかった子供時代について赤裸々に語るロナウドに、多くの視聴者が心を打たれたようだ。
現地時間17日、ポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドが英テレビ局『ITV』制作のドキュメンタリー番組『Cristiano Ronaldo Meets Piers Morgan』に出演した。
アルコール依存だった父親との確執や不遇な子供時代を度々明かしてきたロナウドだが、同番組で2005年に52歳の若さで他界した父ホゼ・ディニス・アヴェイロさん(Jose Dinis Aveiro)がロナウドの活躍を誇らしげに語る2004年の未公開映像が流れると、ロナウドは堰を切ったように泣き崩れた。司会のピアーズ・モーガンに涙の理由を問われると、
「今までこの映像は見たことがなかったんだ。」
「ナンバーワンになってたくさんの賞も受賞したけど、父がそんな僕の姿を見ることはなかった。」
と鼻をすすりながら答えるロナウドであった。
アルコール依存だった父親は「いつも酔っ払っていた」そうで、ロナウドによると「普通の会話をした記憶がない」とのこと。ポルトガルの貧しい家庭に育った彼は貧困にあえいだ子供時代についても触れ、