このように明かしている。

「ここに来てからも全て順調というわけではありませんでした。ブレイブハートの体調が悪くなって、もうダメなのでは…と思ったこともあったのですが、なんとか持ち越しました。その間に鼻に入れられていたチューブが取り除かれたのですが、その後はずいぶん楽になったようです。ブレイブハートの回復ぶりには本当に驚いています。」

「ブレイブハートがここに来る以前の情報はほとんどなく、なぜこんな惨たらしい方法で顔が吹き飛ばされたのかも分かりません。ブレイブハートを助けるために懸命になってくれる人がいる一方で、残酷なことを平気でするモンスターがいるのです。」

「こんなに辛い経験をしても、ブレイブハートは人間を信頼しようとしています。初めて会った人には嬉しくて飛びついてしまうくらい、人間が大好きなのです。ブレイブハートが一番好きなのはキスですね。私たちのそばに寄ってきてはたくさんのハッピーなキスをしてくれるのです。またサンクチュアリーにいるたくさんの仲間たちと楽しく遊んでいるようです。」

「ブレイブハートに酷い仕打ちをした人間に怒りや憎しみを感じていないと言ったら嘘になります。動物が虐待されて施設に運ばれてくるケースは少なくないため、私は感情を押し殺して対応するようにしていますが、時には込み上げてくる気持ちを抑えることができないほど酷いケースがあるのです。ブレイブハートには、幸せな第2の人生を送って欲しいと思っています。」

なお1歳になったブレイブハートの回復の様子は「Saving Huey Foundation」のFacebookに投稿されており、多くの人から激励の言葉が寄せられている。また引き取りたいという申し出も殺到しているが、ブレイブハートは呼吸が楽にできるようにするためもう一度鼻の手術が必要なようで、トレイシーさんは「やっと落ち着いてきたこの子が完全に回復するまで、温かく見守っていてくださいね」と述べている。

画像は『The Animal Rescue Site　2019年9月4日付Facebook「“I would be lying if I said that late at night, I didn’t have awful thoughts as to what I would do to the people who commit such crimes.”」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　A.C.）