犬や猫といったペットは飼い主の愛情次第で幸せが決まると言っても過言ではない。カナダで暮らす両前脚の無い犬はドラッグに依存した飼い主のもとでどん底の苦しみを味わったが、今は新しい飼い主に愛情を受けて幸せに暮らしている。『Metro』『Media Drum World』などが伝えた。
カナダのオンタリオ州トロント在住の不動産業を営みモデルでもあるエリン・ブラークさん(Erin Blaak、31)と仏パリ出身のシェフをしているロマン・アブリルさん(Romain Avril、33)のカップルは、3頭の犬を飼っている。
動物に対して愛情深い2人は、3頭ともなんらかの保護を必要としていた犬を迎え入れたようだ。中でも両前脚の無い“トゥルー”という名の2歳雄のミックス犬は、エリンさんがインターネットで見つけた時に胸が締めつけられる思いにかられ、ロマンさんと相談してすぐに引き取ることにした犬である。
トゥルーはエリンさんのもとに来る前まではウクライナで暮らしていたが、トゥルーの元の飼い主はドラッグやアルコールの依存者だった。ある日のこと、庭に穴を掘ったトゥルーに激怒したその飼い主はトゥルーの両方の前脚を切断してしまったのだ。
トゥルーは痛みに耐えながら身体を引きずるようにして逃げたようだが、近隣住民がすぐに動物シェルターへと連れて行き、すぐに足の治療が行われた。またトゥルーの飼い主はその後、