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告白する女性に自白剤を飲ませた男が懲役刑に(画像は『TVBS新聞網 2019年8月5日付「男大生暗戀家教竟下藥 女崩潰自閉1年不敢出門」(示意圖/TVBS)』のスクリーンショット)
女性に告白して断られるのを恐れ、告白する前に「自白剤」を飲ませて気持ちを聞き出そうとした男にこのほど高雄地方裁判所は懲役4か月の判決を下した。『ETtoday新聞雲』『TVBS新聞網』などが伝えた。
事件があったのは2016年5月。台湾・高雄市内の大学に通っていた男は、被害者の女性とサークルで知り合った。男は英語の検定試験に向けてマンツーマンレッスンをしてほしいと女性に頼み、3月と4月にそれぞれ1回ずつ大学のキャンパス内でレッスンを受けた。
日に日に女性への想いを募らせていった男は女性に交際を申し込もうとしたが、断られるのではないかという不安もあった。そこでインターネットで「自白剤」として販売されていた薬を3,600元(約12,000円)で購入し、5月のレッスンの際にストロベリークリームフラッペに混ぜて女性に飲ませた。男は女性がドリンクを飲んだ後に「僕のことが好き?」と尋ねたが、女性は意識がもうろうとしており答えなかったという。
女性の帰りが遅いことを心配した両親が大学へ探しに行き、大学付近のレストランで発見した。女性はテイクアウトのフライドチキンを持っていたが、どこで買ったのか覚えておらず、不審に思った両親が翌日に娘を病院へ連れて行った。
病院での検査の結果、女性の体内から鎮静や睡眠導入の作用がある「ベンゾジアゼピン」が検出された。男は事件当日、女性に「ストロベリークリームフラッペをごちそうする」とメッセージを送っており、