今月15日、米テキサス州ダラス郡で託児所を経営していた60歳の女が、子供を危険に晒した罪で逮捕された。生後6か月の赤ちゃんを預けていた父親が、女の虐待を疑って隠しカメラを忍ばせたことで、悪魔のような女の信じがたい行動が明らかになった。『ABC7 Eyewitness News』『NBC DFW』などが伝えている。
「子供の様子がおかしい。身体に痣や傷ができている。託児所に子供を預ける朝には、異様に泣く…」ダラス市郊外にあるメスキートで託児所「ベッキーズ・ホーム・チャイルド・ケア」を経営するレベッカ・アンダーソン(60歳)に不信感を抱くようになった父親は13日、チャイルドシートに隠しカメラを忍ばせて生後6か月の男児を送り出した。
その日の夜、映像に映し出された男児の姿を見て、父親は怒りとショックで震え上がった。まずレベッカは男児の足首と首に巻かれたよだれかけをもって、男児をチャイルドシートから荒々しく引っ張り出した。その後、男児の首に靴紐のようなものを巻き付けてチャイルドシートに結び付け、動きが取れないように座らせた。さらにレベッカはプラスチックの注入器に入れた何らかの液体を男児に飲ませており、驚いた父親はすぐに警察に足を運んだ。
翌日、捜査令状をもってこの託児所に立ち入った警察官は、レベッカから5人の乳幼児を保育していることを告げられた。しかし託児所に実際にいたのは9人で、警察官はあかりが消された主寝室のクローゼットから3人、バスルームから1人の子供を発見した。クローゼットのドアは閉められ、幼い子供たちは首に紐を巻かれたうえ、プラスチック製のチャイルドシートに繋がれて座らせられていたようだ。警察官は首に巻かれた紐をハサミで切って、子供たちを救出した。
レベッカは9件の“子供を危険に晒した罪”で逮捕されたが、