会社員や公務員の“夏の楽しみ”と言えばボーナスだ。令和初となるこの夏のボーナスは、いったいどのように使う人が多いのか。このたびボーナスが支給される予定の20代~50代の働く男女500名を対象に「ボーナスと買い物に関する調査」が実施された。調査結果では今年10月に消費税が10%にアップすることや、老後資金に2000万円が必要と報告された影響もちらほら見受けられる。
働く男女500名のなかで「令和初のボーナスで何か購入しようと思っている人」は33%。そこで具体的に使い道を聞いたところトップは「旅行(37.5%)」だった。続いて「服(28.3%)」「家電(27.9%)」という結果に。その他は靴、アクセサリー、腕時計、パソコン、スポーツ用品など日常的な買い物としては少し高価で、ちょっと贅沢なものが人気のようだ。これを踏まえるかのように「いくらくらい使う予定なのか」を質問したところ、64.6%の人が比較的少額の「5万未満」「5万以上~10万未満」と回答している。
さらにボーナスで何か買う予定の人にその理由を回答してもらうと、「消費税が上がるから(大阪府・37歳女性)」「自分へのご褒美を買いたい(愛知県・26歳女性)」「元号が変わった記念として関連商品を買いたい(大阪府・39歳女性)」「いろいろな物がだいぶ年代物になってきたため(岐阜県・43歳男性)」などの意見が挙がった。増税や改元が重なり、この夏のボーナスは買い物しやすいタイミングのようだ。
どうやら「モノ」ではないが、ボーナスを旅行費用に充てるのが人気のよう。そこで過去のボーナスで購入し「良かったもの」についても質問した。ダントツだったのは4人に1人以上が回答した「旅行(26.6%)」。理由としては「家族と過ごす良い思い出になったから(宮崎県・29歳男性)」「家族みんなの思い出になるし、後からもその旅行のことをよく話すから(東京都・44歳女性)」「日常では味わえないことを体験出来たから(福島県・34歳男性)」などが挙がり、