人気の海外旅行先といえば、ハワイやグアムといったリゾート地を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。このたび20代~30代の女性500名を対象に実施された「海外旅行に関する調査」では、恋人や家族で行きたい場所としては根強い人気のハワイが1位を獲得したが、一人で行きたい旅行先では韓国と台湾が同率でトップに輝いた。今回は、彼女たちの海外旅行の傾向について詳しくご紹介したい。
株式会社パラダイスセガサミーが行ったこの調査では、まず「どのくらいの頻度で旅行に行きますか?」を質問。すると「3カ月に1回」(31.0%)が最も多く、「半年に1回」(29.6%)、「年に1回」(20.6%)が続いた。合わせると9割以上の人が1年に1回は旅行に行っている結果となった。
次に「どのくらいの休みがあれば、海外旅行にいくか」を聞いてみたところ、最も多かった回答は「4日以上の休みをとっての海外旅行」だった。中には「日帰りの海外旅行」(3.2%)と回答した強者も見られた。また比較的短期間の「土日での海外旅行」(8.4%)、「3連休での海外旅行」(19%)が合わせて3割近くもいるという興味深いデータが出ている。近年は格安航空会社(LCC)が増えて安く旅行ができたり、便の本数が増えていたりと、気軽に近場への海外旅行を楽しめるようになったことが理由として考えられるだろう。
「旅行の思い出や次の旅行の計画が、日々のモチベーションに繋がっていると思うか?」という質問では、「とてもそう思う」が7割もいた。「そう思う」「どちらかというとそう思う」と回答した人も合わせると9割を超えている。旅行で思う存分リフレッシュしたことで、また頑張ろうというモチベーションに繋がることが明らかになった。
では20代、30代の女性はどのような場所に旅行に行ったことがあるのだろうか。結果は1位がハワイ(48.6%)、2位が台湾(39.2%)、3位に韓国(35.8%)と続いた。日本から8時間以内で行ける場所がトップ3にランクインしており、短いフライト時間で行ける海外旅行需要が高まっていることがうかがえる。
海外旅行で行きたい場所といっても、誰と行くのか、何のために行くのかによって変わってくるだろう。そこで相手別・目的別に、どこに旅行に行きたいかを調査した。女性同士の旅行先として選ばれたのは、