『第25回参議院議員通常選挙』投開票日が7月21日と近づく14日、俳優の浅野忠信が自身のTwitterで「投票は白紙でもいいんだって」とツイートして反響を呼んでいる。「白票投票は棄権とともに絶対にダメです!」、「浅野さ~ん、どうしました?」といった声も多く炎上状態になっているが、彼の真意はどこにあるのだろうか。
「どこに入れても変わらない」「投票したい政党がない」という理由から投票せず棄権するよりは、白票を投じて「投票したい立候補者がいないという意思表示をしよう」と呼びかけるサイトが話題になったのは2014年のことだ。今でも「白票」についてそうした主張を耳にすることが少なくない。浅野忠信はそれに対して「白紙でもいいんだって」とつぶやいたのではないだろうか。
寄せられたコメントには「白紙は与党の信任票なので、そのつもりでないならばダメです」、「白票は安倍自民党政権に白紙委任すること。やりたい放題どうぞって意味だからね」、「せっかく投票するなら有効な名前を書いてくださいね。ご自身の時間の無駄ですから。白紙は与党への投票と同じ意味を持つので、与党支持ならそれであってます!」という解釈も見受けられる。
「浅野さんの発言びっくりして猫シャーみたいになった。選びましょう。すぐに変わらなくても、自分の代わりを選ぶ、その繰返しが投票の意味」、「私もかつて白票も一つの意思表示と思った時期がありましたが、今はそうは思いません。今の政治状況がまともとは思えません。だから変えたいです。私は微力ですが、浅野さんは大きな影響力があります。白票でもいいなんて言わないでください」といった白紙投票を良しとしない声は多いようだ。
ただ一方では、