田中圭と原田知世が夫婦役でダブル主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ『あなたの番です』は、主人公の菜奈(原田)が寝室で亡くなっているのを夫・手塚翔太(田中)が見つけるという衝撃の展開で第1章を終えた。6月23日放送の『特別編』では本編で触れなかった2人の出会いからプロポーズまでを描き、思い出を振り返る翔太の姿がさらに切なさを募らせる。
マンション・キウンクエ蔵前の302号室に喪服のスーツ姿で帰って来た手塚翔太。菜奈の仕事部屋でパソコンを見るうちに日記を見つけ、彼女が自分のことをどのように思っていたのかを知る。
2人は推理小説がきっかけで知り合い、何度か会ううちに翔太から交際を申し込むが、菜奈は15歳も年上であることを気にして受け入れない。だが、翔太はめげずに交際を申し込み続けついにOKしてもらう。
翔太は「好きです、付き合ってください」と申し込むたびにシチュエーションを変えており、その涙ぐましい努力と熱意に彼女も心を開いたようだ。そして2人ともバスケットボールの経験があることから、プロポーズは「僕が苦手なスリーポイントシュートを決めたら結婚してください」というものだった。
そんな菜奈の日記に「早くあの人に離婚届のことをハッキリしてもらわねば…」との趣旨が何度か出てくる。元夫で離婚届をなかなか出してくれない細川朝男のことだ。
細川は菜奈が勤務していたデザイン事務所の社長で、しかも翔太がインストラクターを務めるトレーニングジムの会員として近づいてくる。
当初、菜奈と朝男の関係を知らない翔太は彼を「アニキ」と呼んで慕っており、