ビヨンセの父マシュー・ノウルズ氏(67)がこのほど出演したラジオ番組で、音楽業界に根強く残る“colorism”(肌色の濃淡によって差別すること)について語った。娘の肌の色がより濃かったとしたら「彼女の成功に影響していただろう」などと述べ、注目を集めている。
「デスティニーズ・チャイルド」のマネージャーで、現在はテキサス・サザン大学(Texas Southern University)で客員教授として教鞭をとっているビヨンセの父マシュー・ノウルズ氏が現地時間19日、ラジオ番組『The Clay Cane Show』に出演した。
マシュー氏は番組のなかで、音楽業界に根強く残る差別について言及、肌のトーンが明るめの黒人女性アーティストの方がより大きな成功を収めていることを指摘した。業界では未だに「美とはこうあるべき」というステレオタイプが横行しており、故ホイットニー・ヒューストンも肌色がより明るく見えるように写真には加工が施されていたことを明かした。
司会のクレイ・ケインが「ビヨンセの肌の色が濃かったら、彼女のキャリアはどう違っていたと思いますか?」と尋ねると、マシュー氏は
「彼女の成功に影響していただろうと思いますよ」
と答えている。そして「デスティニーズ・チャイルド」メンバーの中で一番肌の色の濃いケリー・ローランドを例にとり、