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writer : katakura

【海外発!Breaking News】消防署の目の前で火災発生 消防団家族が死傷(台湾)

台湾・高雄市小港区の文房具店兼住宅で7日の深夜0時35分頃に火災が発生し、一家4人のうち1人が死亡、2人が重傷を負った。文房具店の目の前には消防署があったものの、店内には書籍や燃えやすい文房具が数多くあったことから火の回りが早かったという。『聯合新聞網』『蘋果日報』『東森新聞』などが伝えている。

火災が発生したのは創業80年以上の文房具店で、5階建ての建物は1階が店舗、上階が住宅になっていた。出火原因は明らかになっていないが、火元は1階の階段口とみられており、建物全体に木材が使われていることや1階と2階に書籍や文具など燃えやすいものが多かったことから瞬く間に上階に燃え広がったもようだ。

爆発音を聞いた近隣住民が、文房具店から濃い煙が出ていることに気付き119番通報した。店の前にある大林消防署をはじめ近くの消防署から消防車両21台が出動し、火はおよそ1時間半後に消し止められたが、この火災により店主の男性(70歳)が死亡、妻(70歳)と長女(41歳)が重傷を負い、意識不明の重体になっている。

唯一軽傷だったのは3階の寝室にいた長男(34歳)で、火事に気付き自力でベランダから隣家へ飛び移り消防員に助けを求めたそうだ。

店内に突入した救助隊員は、1階で倒れていた妻と2階のベランダに避難していた長女を救出、その後2階の浴室に倒れていた店主を救出したが、店主は病院への搬送中に死亡した。

大林消防署に避難していた近隣住民らの中には、

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