今年の夏に挙式を控えている女性が、亡き母親から思わぬサプライズを受け取った。娘の結婚式当日まで命が持たないだろうと予期した末期がんの母親が、娘のウエディングシューズに素敵なメッセージを残したのだ。『BBC News』『Metro』などが伝えている。
英レスターシャー州ギブワース・ボーチャンプに住むエマさん(38歳)は2016年に恋人リチャードさんと婚約し、今年8月に挙式を控えていた。
ところが婚約から1か月後、エマさんの母親が末期の肺がんであることが発覚した。エマさんは母親に自分の結婚式の日まで生きていてほしいと願っていたが、その望みは叶うことなく2017年に帰らぬ人となってしまった。
亡き母後、悲しみに耐えながら挙式の準備を進めてきたエマさんだったが、今年の3月9日に思いもよらないサプライズを受けた。この日、注文していたウエディングシューズが郵送で届いたのだが、靴の裏には亡き母からのメッセージが綴られていたのだ。
「あなたの結婚式に、何かプレゼントをしたいと思っていたのですが、この靴をプレゼントすることにしました。どうか素晴らしい結婚式になりますように。たくさんの愛とハグを込めて。母より」
実は、このサプライズを婚約者のリチャードさんは知っていたという。エマさんの母親は自分の余命が長くはないと悟った時に、