それ以降の記憶が全くないということだった。警察は、この男性が自宅と勘違いしてリンさん宅の鍵がかかっていないスライド式のドアから侵入し、そのまま寝てしまったとみている。
「男性が寝ている姿を見て一瞬、離れた所に住んでいる息子かと思ってしまいました。男性はかなり酔っていた上に、眼鏡をリビングのどこかに落としてしまってはっきりと見えていなかったようです。でも素直に従い協力的で、とても申し訳なさそうにしていました。警察には、もっと酷い事態になっていた可能性もあると言われて本当にその通りだと思いました。今回は青年が大きな過ちを犯してしまっただけで、誰も傷つけられずに済んだことは幸運だったとも警察は話していました。自分の犬が知らない誰かと寝ているところを見るなんて、なんだか変な気持ちになりましたよ。」
リンさんはこのように話し、警察から告訴を求めるかどうか尋ねられたがそれを拒否したことも明かした。逮捕されずに済んだ男性は何度もリンさんに謝り、その後自宅へと戻って行ったという。リンさんは「今回の件では男性も学んだでしょうけど、私も戸締りは毎回しっかりしないとダメだと学びました」と話している。このニュースを知った人からは、「この犬…全く番犬の役割を果たしていないな」「戸締りはしなきゃ」「2軒先の住民だったから犬は臭いで男性を知っていたのかもね」「それか『こいつは危険じゃない』って察知したのかも」「いずれにしても家主が無事だったからこそ笑える話だね」といった声があがっている。
画像は『TMJ4 Milwaukee 2019年1月2日付「Man doesn’t remember sleeping in mastiff’s bed on NYE」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)