このほどドイツの地下鉄で、飲酒運転の車が早朝の地下鉄に乱入。線路をふさぎ、通勤利用客や職員にとんだ迷惑をかけていたことが伝えられている。
この画像は英メディア『web.orange.co.uk』が伝えているその記事のスクリーンショット。地下鉄U42号線に1台の乗用車が迷い込み、線路をふさぐという事故が起きたのは、独ノルトライン=ヴェストファーレン州のドルトムントで朝5時頃のこと。通勤利用客が次々と現れるとあって、ドルトムント地下鉄のバロップ・パークハウス駅は大変な混乱に見舞われたもようだ。
このフォード車“Focus”を運転していたのは31歳の男だが、非番の兵士で仮免許しか持っていなかったという。独紙『Bild』の取材に男は、「ナイトクラブでかなり酒に酔い、その後にハンドルを握った。ほとんど記憶がなく、気が付いたら線路の上にいて2人の警察官が自分の目の前に現れた」などと話している。地上区間を走る列車を追うようについていったところ、いつの間にか地下に入ってしまったもようだ。
結局、この迷惑な車は地下鉄職員らが力を合わせて駅から押し出したが、U42号線は数時間にわたり運行の休止を余儀なくされた。地下鉄は手前で停止しており、幸いにも怪我人などは出ていないという。
※ 画像はweb.orange.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)