家族と過ごすクリスマスは特別なもの。このほど米ミシガン州に住むひとりの父親が、仕事でクリスマス期間中を家族と過ごせない娘のために、ある行動に出たことを『USA TODAY』や『Mirror』などが伝えた。
ミシガン州アナーバーに暮らすピアース・ヴォーガンさんは、今年のクリスマスに家族とゆっくりと過ごすことができない予定が入っていた。デルタ航空CA(客室乗務員)のピアースさんは、クリスマスイブとクリスマスの日には勤務が入っており、アメリカ各地を飛び回らなければならなかったのだ。
これを知った父親のハルさんは「娘が私たちと一緒にクリスマスを過ごせないのなら、私が娘のそばにいてやりたい」と思い立ち、24日と25日の2日間にピアースさんが搭乗するフライト6本を予約した。そして仕事をする娘と一緒に各フライトに乗り込んだ。
12月24日、オハイオ州に住むマイク・レヴィさん(31歳)はフロリダ州フォートマイヤーズからミシガン州デトロイトに向かう機内でハルさんの隣に座った。事情を聞いたマイクさんは早速、同日に自身のFacebookに投稿し、このように綴った。
「今日、機内でハルさんに会えたことで、私自身とてもユニークなフライト経験ができました。ハルさんはCAの娘さんと一緒にクリスマスを過ごすために、2日間娘さんが乗るフライトに同乗しアメリカ中を飛ぶことを決めたそうです。なんて素敵なお父さんなんでしょう! お二人が素敵なクリスマスを迎えられますように!」
この投稿はたちまち拡散し、