仮面女子の猪狩ともかが9月9日、埼玉県所沢市・メットライフドームにて開催されたプロ野球「埼玉西武ライオンズ×千葉ロッテマリーンズ」戦で始球式を行った。今年4月に事故で脊髄を損傷し両下肢麻痺となった彼女は、車椅子を使ってアイドル活動を続けようとリハビリに励み、8月26日に仮面女子CAFEで復帰したばかりだ。
彼女は昨年9月8日にメットライフドームで始球式を行ったことを振り返り、9日の朝に『猪狩ともかオフィシャルブログ』で「あれから1年。再び夢の舞台に立たせて頂きます」「わたしの人生はガラッと変わってしまいましたが、新たなスタートだと思って精一杯! 渾身の1球を投げたいと思います!!」と心境を綴っていた。
本番はマウンドの手前から車椅子に座って投球、笑顔で放ったボールは2バウンドしてキャッチャーミットに収まった。上半身だけで投げることもあり、当初は投げてもあまり遠くに飛ばなかったが、練習を重ねてここまで飛ぶようになったという。
猪狩ともかは「全然届かなかったので悔しいですけど、またチャレンジさせていただければと思います」と願っており、ノーバウンド投球を諦めていなかった。
そんななか、埼玉県の地域ラジオ局『FM NACK5』で西武ライオンズのレポーターをしている安藤かなみが、