娘が誘拐されたと警察に通報をした母親の嘘は、その後の捜査により見破られた。このほど米ラスベガスで、3歳女児の遺体を自宅寝室のクローゼット内に隠していた母親が娘への殺害容疑で逮捕された。『Metro』『Mirror』などが伝えている。
またしても親が子を殺害するという悲しい事件が、ラスベガスで起こった。8月23日の夜「娘が誘拐された」と警察に通報をしたアイーシャ・イヴォンヌ・トーマス(29歳)は、同日の午後9時頃にきょうだい4人と連れ立って近くの食料品店に出かけたデジャー・ハントちゃん(3歳)が行方不明になったと伝え、「店の外で娘は知らない人と話していたようだ」と説明したという。
捜査に当たった警察が近隣およびトーマスの自宅アパートを捜索するも、最初の段階では何も見つけることはできなかった。ところが2度目の家宅捜査で、警察官はトーマスの寝室にあるクローゼットからデジャーちゃんの遺体を発見した。遺体は少なくとも死後3日は経過していたとみられており、警察官によると遺体からは悪臭が漂っていたそうだ。
結果として、逮捕されたトーマスは「お漏らしをしたことに腹が立ち、娘を殴った」と供述した。その後、ぐったりして意識がなくなったデジャーちゃんを見てパニックになり、