海外発!Breaking News

writer : flynn

【海外発!Breaking News】「火葬炉が壊れるから」肥満体はお断りの公営火葬場(南ア)

断らざるを得ない状況にあるようだ。

報告書に記載されているのは、以下の通りである。

・火葬設備が古いため、脂肪を処理できる状態ではない。
・規格外サイズの遺体の火葬は、炉や耐火煉瓦塀にダメージを与えるだけでなく、燃焼時間も長くなる。また煙や有毒ガスの量が多くなるため、その処理にも時間がかかる。火葬炉のサイズも小さいため、受け入れを避けなければならない。
・木製棺を遺体と一緒に焼却することは避けるべき。金属棺はどのような状況下であっても使用すべきでない。
・もちろんプラスチック、合成樹脂、ファイバーグラスも有毒ガスが出るため使用不可である。

これに対し、「公園、レクリエーション及び文化ユニット」の責任者であるテンビンコシ・エングコボさん(Thembinkosi Ngcobo)は「規制があったことは初耳。墓地や火葬場に関しては、自治体が管理することになっている」と述べているが、実は20日にトンガートの火葬炉がついに壊れてしまい、修理もされていない状態という。

葬儀場オーナーや自治体の住民たちは、ダーバン地区(エテクウィニ都市圏)に対して、設備の近代化と新しい火葬炉の設置を求めて声を上げた。

「遺体を埋葬する土地を確保することが難しくなっているというのに、安く使えるはずの火葬炉がこんな状態では、遺族はどうすればいいのだろうか」「こんな状態では穏やかに死ぬことさえできない」といった切実な訴えに対し、自治体の早急な対応が求められているのは言うまでもない。

画像は『Newsbreak 2018年8月21日付Twitter「Fears of people not being cremated due to being overweight at the Tongaat crematorium, north of Durban – has been laid to rest by the chairperson of the KZN Funeral Directors Association, Logan Chetty…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

1 2