機内での泥酔行為や暴力は言うまでもなく公共の秩序を乱す行為だ。このほど英格安航空会社「イージージェット(easyJet)」 で、団体客が酔って騒いだためフライトがキャンセルになるという事態が発生した。被害を受けた乗客は140名以上にのぼったという。英メディア『Bristol Live』『London Evening Standard』『The Sun』などが伝えた。
6月1日、ブリストル空港からチェコのプラハへ向かう予定だった英格安航空会社「イージージェット」EZY6267便が急きょキャンセルを強いられた。搭乗して離陸を待っていた団体客らが酔っ払い、派手に騒いだことが原因だ。
エイヴォン・アンド・サマセット警察のスポークスマンは「団体客らが降機を命じられた。その中の32歳男が公共の秩序を乱した罪で逮捕された」と述べ、同警察の公式ツイッターでも「ブリストル空港で金曜の夜を台無しにしてくれた数人の乗客らの迷惑行為には失望させられた。彼らの友人だけではなくその他140人以上の乗客が迷惑を被り、フライトはキャンセルを余儀なくされた。機内はナイトクラブではない」と苦言を呈し、ハッシュタグ「#DrinkResponsibly」を添えて飲酒がこうした事態を引き起こしがちであることへの注意喚起を促した。さらにこの件の任務にあたったニック・ファルコナー警官も、自身のツイッターに滑走路内の様子を写した写真を投稿し「初のエアサイド(滑走路側のエリア)での仕事で空港職員をサポートしたけれど、波瀾を呼んだ夜のシフト勤務でした」とツイートしている。一方で、イージージェット側もフライトキャンセルを認める声明文を出し、