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THE ALFEE・高見沢俊彦のデビュー小説となる『音叉』が単行本として7月13日に発売される。5月11日にその通常版のカバーデザインが発表された。小説の舞台となった70年代に国内外のミュージシャンがこぞって履いていたブーツをモチーフに、ホログラムを全体に施した華やかなデザインの表紙になった。
THE ALFEEでヴォーカルとギターを担当し、ほとんどの楽曲の作詞作曲も手がける高見沢俊彦。読書家の一面も持つ彼が、初めて執筆した小説が『音叉(おんさ)』である。
同作はバンドとしてプロデビューをめざす若者の恋と葛藤を描いた青春小説であり、学生運動、フォーク、ロック喫茶など、若者文化が花開いた70年代を舞台としている。≪第1話≫を2017年8月22日発売の小説誌「オール讀物」9月号(文藝春秋)にて発表、11月号で《第2話》、2018年2月号で《第3話》、そして最終話となる≪第4話≫が4月号に掲載され、そのたびに話題を呼んだ。7月13日に発売される単行本には、これらに加えて書き下ろしのスピンオフ短編も収録される。
単行本には、オリジナルしおり付き(数量限定)の「通常版」と、スペシャルブックレット(高見澤俊彦ロングインタビュー、撮り下ろし写真など収録)付きの数量限定生産の「愛蔵版」を用意、このたび発表されたカバーデザインは「通常版」のものとなる。黒を基調にした表紙にはタイトル「音叉」の文字が大きく白抜きで入り、