「色黒」の芸能人と言えば、歌手・松崎しげるを思い浮かべる人も多いのではないか。自他ともに認める彼の色黒は、2015年7月に日本記念日協会から数字の語呂合わせで9月6日（クロ）が「松崎しげるの日」として認定され、同年および翌年の9月6日には本人主催の音楽フェス「黒フェス」も開催したほどだ。その松崎が出演する動画『黒い男2』が先日公開された。前作『黒い男』はYouTubeで驚異の約700万回もの再生回数を誇る話題作なのだ。

動画『黒い男2』では、とあるオフィスに心地良いギターの音色が流れる。それは松崎しげるが奏でており、さらに雰囲気のある美声も重ねていく。白を基調としたオフィスにやたら目出つ色黒で黒いギター、黒いスーツの松崎しげる。しかし彼はなんとデスクに向かって仕事している中年のサラリーマンに肩車しているではないか。

サラリーマンがオフィスの受付で名刺交換するときも、会議室でプレゼンするときも、トイレの個室にも、そして会社帰りに一杯やるときも、カラオケするときも、バスの中までも松崎しげるはずっとついてくる。白いワイシャツを着ているサラリーマンにずっと肩車されたままなのだ。松崎は、ときにギターを激しくかき鳴らしながら気持ち良さそうに大声で歌い続ける。

とうとう自宅にまでついてきた松崎しげる。そこで、