「俺はかのグウィネス・パルトロウとも寝たんだ」―そんな決まり文句で成功を夢見る複数の女優達に手を出したほか、強姦にも及んでいたとされる‟ハリウッドの敏腕プロデューサー”ハーヴェイ・ワインスタイン。この男が手を出そうとした女優にはこのグウィネスも含まれており、当時交際していたブラッド・ピットに打ち明け、ブラッドはワインスタインに激怒し怒鳴りつけた過去もある。しかしそれを機に縁を切ることはなく、双方ともにワインスタインが関係する映画に出演。特にグウィネスに対し「セクハラ被害に遭ったのになぜ？」という批判が噴出したことも記憶に新しい。そんな中、ブラッドがワインスタインを題材とする映画をプロデュース予定だと大きく報じられた。

ハレンチ極まりないセクシャルハラスメントで多くの女性達を苦しませていたハーヴェイ・ワインスタインによる騒動を、ブラッド・ピットが映画作品としてプロデュースすると『The Hollywood Reporter』が報じた。ブラッドの映画制作会社『Plan B Entertainment』、さらに『Annapurna Pictures』が映画を制作する権利を得たそうだ。

まだ脚本はできていないものの、ワインスタインの悪行そのものではなくスキャンダルの調査で悪行を暴いたニューヨーク・タイムズの記者2名に重点が置かれるストーリーになる予定だと伝えられた。

そんなブラッドも、実は過去にワインスタインの悪行を知り彼に激昂したひとりなのだ。ワインスタインはブラッドと交際していたグウィネス・パルトロウにもセクハラ行為を働き、グウィネスに悩みを打ち明けられたブラッドは彼に激怒。ワインスタイン本人に向かい「二度と彼女に触れるな」と詰め寄ったそうだが、その後彼が製作総指揮者として関わった作品『イングロリアス・バスターズ』に主演していたことから、騒動勃発後に「なぜ一緒に働いたのか」という批判の声もあがった。これにつき情報筋は「出演を決めたのは脚本が良かったから」「ワインスタインとは無関係です」と説明、実際に撮影中に2人が接触することはあまりなかったという。

また同じく「セクハラ被害者」グウィネスもワインスタインとの仕事をその後もこなしていたことが分かり批判されたが、