米時間19日、『TIME』誌が選ぶ“最も影響力のある100人”の2018年度版が発表された。錚々たる100人のなかに米フィギュアスケーターのアダム・リッポン(28)が名を連ね、本人が喜びを表している。
平昌五輪で見せた華麗な滑りと、その独特のユーモアで世界中を魅了した米代表フィギュアスケーター、アダム・リッポン(28)。遅咲きのスケーターであるアダムは当初、メダル候補にすら入っていなかった。しかし周囲の期待を裏切り、団体戦で米国を銅メダルへと導く立役者となったのだ。個人戦でも10位に入賞した彼は自身が同性愛者であることをオープンに語り、五輪閉幕後も精力的に様々な活動を続けている。
そんな目覚ましい活躍を遂げるアダムがこのほど、『TIME』誌による2018年度“最も影響力のある100人”に選ばれた。その快挙にアダムも大喜びで、自身のツイッターにこのように心境を明かしている。
「本当のことを白状すると、『TIME』誌の“最も影響力のある100人”に僕が選ばれたって聞いたとき、泣いてしまったんだ。苦しみの最中にいる人、耳を傾けてもらえないと孤独感を抱える人。僕はそんな人々をこれからもサポートしていくって約束するよ。“ありのままの自分”でいることは、時にものすごい威力を発揮するものだから。」
このアダムのコメントには、