イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】ナタリー・ポートマン激白 10代で知った「性的テロリズム」の恐怖

「こういう印象さえ人に持たれるようになれば、自分の身は安全」という思いがあったそうだ。

「私は13歳にして、私達の文化がどのようなメッセージを発信しているのかハッキリと理解していました。」
「私が何かを表現すると、私の体に関するちょっとしたコメントから脅迫的な発言まで飛び出してしまう―そういう(性的な)反応が私の行動を支配していました。まさに性的テロリズムと呼ぶにふさわしい環境でね。」
「だから体を覆い仕事や表現方法にブレーキをかけ、“私は安全であるべき。そして尊重されるべき”と世界にメッセージを送らねばと思ったのです。」

ハリウッドのみならず、世間に蔓延しているセクハラや女性差別問題。その撲滅をめざして始まった「Time’s Up」運動には多くの人気女優が賛同しており、娘を持つ母であるナタリーも「法的支援を得られぬ人達を支援すべくぜひ寄付を」とインスタグラムでファンに呼びかけるなどして根深い問題の解決に一役買おう懸命に努力している。こうした声が広く伝わることで、多くの加害者が「セクハラ=犯罪行為」であると知ると同時に、自分達の身勝手極まりない言動がいかに女性達を苦しめているかを理解するよう願うばかりだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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