幼い頃に生き別れたきょうだいがいる…長い年月を経て2人が奇跡の再会を果たすという感動的なニュースは多いが、「実は親友として度々会っていた」という話題が米ハワイ州のホノルルから伝えられた。2人は小学校高学年から仲の良い友人として交流してきたといい、とても気が合う2人はなんと人相もそっくりであった。
ホノルル在住のアラン・ロビンソンさん(72)とウォルター・マクファーレンさん(74)は今月23日、友人や親族を招いてパーティを開催し、親友だと思っていた2人が実は生後15か月で生き別れていた実の兄弟であることを公表した。地元メディア『KHON-TV』のインタビューに「最高のクリスマスプレゼントをもらったよ」「こんな風になるなんて想像したこともなかったね」と話し、嬉しそうに笑い合う2人。彼らは小学6年生で出会い、寄宿制の進学校であるプナホウ・スクールでは一緒にアメリカンフットボールに興じた仲で、60年間にわたり親友として付き合ってきたそうだ。
父親の顔を知らないウォルターさんと、養子として里親に育てられたことを知っていたアランさん。ウォルターさんは祖先についてインターネットの検索やSNSであれこれと調べたが、何ら情報を得られずに困り果てていたある時、家族の歴史やDNAに関する調査を行うウェブサイトの存在を知った。娘シンディさんの助けも得ながらの調査となり、