なんと札束がぎっしり入っていたとのこと。

「そう。14人集まったんだけど、それぞれが1ミリオン・ドルもらったんだ。ショックだったよ、これ、何なんだよって…。」

驚き慌てる友人達に、ジョージはこう言ったという。

「みんな同じだ。大変な時期もあったはずさ。君達のうち何人かは今も大変な経験をしている。（でもこの金があれば）子ども達のことは心配しなくていい。学校のことや、ローンの支払いなんかもね。」

確かに当時、仲間のうち数名は経済的に厳しい生活をしていたのだそう。そういう仲間だけでなく全ての新友に恩返しをしたかったというジョージは、極めつけにこう話したそうだ。

「あ、あと全員の税金も支払っておいたから。だからこのお金は、（税金を引かれることなく）そのままの額で君達の物ということ。」

人情深く、友人達を大事にしてきたジョージらしいこのエピソード。しかしジョークとイタズラが大好きなジョージは「逮捕されてしまようなイタズラを検討中」と語ったこともある。仲間のうち何人も、ありえない額だっただけに「ひょっとして偽札ではないのか」と一瞬疑ってしまったかもしれない。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）