来年9月16日に引退することを電撃発表した安室奈美恵が、19日放送のラジオ番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(J-WAVE)に生出演した。8日にリリースしたオールタイム・ベストアルバム『Finally』が発売初週で111.3万枚を売り上げ、10代・20代・30代・40代の4年代でミリオン突破というアーティスト史上初の偉業も成し遂げたばかり。「アムラー」という言葉も生まれたほど、女子たちにとって憧れの「お手本」である彼女が、番組内で意外な一面を語った。
番組冒頭「安室奈美恵です。よろしくお願いします」と挨拶した彼女は、デビューからの25年を振り返って「長いなあと思うときもあれば、あっという間だなという感じもして、勢いが本当にジェットコースターに乗っているみたい」と表現した。2005年に同番組に出演した時、10年後の自分について「昔みたいに激しく踊れないけど、微妙に歌って踊っていて欲しい」と語っていたものの、いざその歳になると「わりと(2005年当時から)変わらなかったかな」と言う。
そんな安室だが、番組で自身の「長所と短所」について聞かれると「いいところはそんなないです」と謙遜してから「自分の嫌いなところばかりで、ダメなところは面倒くさがりなので髪の毛のケアもやらないで、いつも『やってください』って怒られています」と明かしたので、MCのクリス・ペプラーも「(安室は)美の教本みたいな方じゃないですか!」と驚いた。しかしライブは完璧主義と言われることに触れられると、安室も「偏っちゃってますね」と応じていた。
そのライブでのジンクスについて、「コンサート中に着替えで左足から履いていることに気づいてから、たまに右足から履こうとするとわざわざ左足からに替えてしまいます。足回りはしっかりしないと、ちょっとでもひねると大ケガにつながりますから」と自然に生まれたルールがあると告白。しかし「できるだけジンクスは作らないようにしています。作ってしまうとそれを忘れてしまったときに、失敗するとそのせいにしちゃうので」とも話した。