エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】剛力彩芽が涙ぐむ “大統領暗殺未遂事件”で生き残った北朝鮮兵士の顛末

現実を目の当たりにしたキムはやがて洗脳から解かれ、韓国で仕事に就き彼を励ましてくれた女性と結婚して子どもを授かる。平和な暮らしを送っていたのだが、北朝鮮から亡命してきた男と出会い祖国の両親が「裏切者の親」として殺されたことを知る。悲嘆にくれる彼は酒に溺れるが、妻の勧めで教会に通うようになり「自分には脱北者たちの話を聞くことができる」と存在意義を見つけ、苦労の末に神学校を卒業すると52歳で牧師の資格を取る。自らの経験を生かし脱北者の悩みを聞いて支援を続け、のべ600人以上の力になったという。

75歳となった今も牧師として広く韓国の人々の相談に乗っているが、北朝鮮に狙われるかもしれないと番組の取材には応じなかった。一方、カン・インドクは北朝鮮専門大学院の名誉研究員として、南北問題の解決を図るべく研究を続けている。彼は番組の取材に「北朝鮮も人間が生活しているところであり、彼らが悪人だというならそれは教育によるもの。ただ命令を遂行しているだけであって、その人自身が悪人だからではない。違う体制の中で育ったから考え方や行動が異なるということを認識する必要がある」との趣旨を話してくれた。

目を潤ませながら再現VTRを見ていた剛力彩芽が「(キムの)奥さんの支えが素晴らしい」と感動すれば、バナナマンは取り調べ中のキムを繁華街に連れ出したカン・インドクの決断に唸る。さらに北朝鮮の実態に衝撃を受けた剛力は「でも、私たちにも(キムと)同じようなことが起きるかもしれないですよね」と不安を隠せなかった。

画像は『剛力彩芽 2017年11月17日付Instagram「またまた私服ちゃん…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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