日本シリーズで優勝した福岡ソフトバンクホークスをフィーチャーしたRKB毎日放送の特番『生放送で1ダホー!! 2017ホークスSP』が11月8日に放送された。スタジオに今宮健太選手、岩嵜翔投手を迎え、さらに工藤公康監督も途中から駆け付けた。そのなかで発表した「ホークスファンが選ぶ印象に残ったプレー」のランキングと選手たちのトークからチーム力がうかがわれる。
ヤフオクドーム前でホークスのファンにインタビューした内容をもとに「印象に残ったプレー」「注目する選手」をランキングした結果は、以下の通りとなった。
■2017ホークス ザ・ベストテン
10位 #21 和田毅 開幕投手白星
9位 #9 柳田悠岐 CSファイナルで電撃復帰
8位 #62 甲斐拓也 プロ1号満塁アーチ
7位 #51 上林誠知 2戦3発HR10打点(今シーズン120試合スタメン出場、プロ4年目で急成長)
6位 #16 東浜 自身最多10勝でタイトル初獲得
5位 #54 デスパイネ VS 楽天・則本(デスパイネがサヨナラタイムリー)
4位 #58 サファテ セーブ日本新記録樹立
3位 #2 今宮健太 今シーズンもファインプレー連発
2位 #9 柳田悠岐 10mサヨナラ打→145m弾
1位 #1 内川聖一 CSファイナル4戦連発HR
ゲスト出演した元ホークス選手で野球解説者の浜名千広氏は、3位となった今宮健太選手のファインプレーについて「すごいですよ! ゴールデングラブ賞も何年も続けて獲ってるし! 僕が後輩だったら弟子入りしたい、自主トレから行きたい」と絶賛するので、当の今宮選手は「そうとう嬉しいですね」と照れていた。
2位に選ばれた柳田悠岐選手のプレーは、豪快なスイングをしながらボテボテのゴロを転がしてそれが3塁線ギリギリで止まってフェアとなりサヨナラ勝ちする。一方では翌日の試合で放った145mの特大アーチが決勝3ランとなったものだ。
ホークスの前監督で野球解説者の秋山幸二氏はその試合でちょうど解説をしており「内野安打で点が入るのではと予想していたが、まさかフルスイングであの打球とはね~、プロ野球で初めて見たよ」と振り返る。また、岩嵜投手は「柳田さんらしいなと思った。すごいホームランかああいう打球(で見せ場を作る)」という。