その翌年6月2日には、フィリピンのベニグノ・アキノ3世大統領が都内のホテルで催した『大統領と在日フィリピンコミュニティーとの集い』に特別ゲストとして招待されている。今回も安倍総理がドゥテルテ大統領を迎えての晩餐会にフィリピン観光親善大使として参加することができ、「フィリピンと日本の架け橋になれますよう、これからも精進していきたいと思います」と決意を新たにした。

ドゥテルテ大統領は今回の来日を前に29日、ダバオの空港で記者会見して安倍総理と「安全保障や北朝鮮問題について議論したい」と話した。「核戦争を受け入れることはできない」と主張する大統領は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を説得せねばならないが「日米韓こそ」それができるという。安倍総理との首脳会談ではどのようなことを語り合ったのか気になるところだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）