人気TVドラマシリーズ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』や『プライベート・プラクティス』に“アディソン”役で出演していた女優のケイト・ウォルシュが、このほど意外な病との闘いを告白した。
「2年以上も前になるけれど、お医者様から脳腫瘍と診断されてしまったのよ。」
このほど『コスモポリタン』誌とのインタビューでそう告白した女優のケイト・ウォルシュ(49)。女性にとっての50代突入はエイジングの中でも特に切ない時期と言われるが、辛い治療やリハビリを経て健康な体を再び取り戻した彼女は、来月13日に50歳の誕生日を迎えられることを神に感謝しているそうだ。
「病名は左前頭葉にできた髄膜腫(ずいまくしゅ)。腫瘍のサイズはレモンほどあったらしくて、診断から3日後には手術が行われたの。幸い悪性ではなく、今はすっかり回復に向かっているわ。」
脳腫瘍のなかで最も多いのが髄膜腫で、脳を覆うくも膜の細胞から発生する。90%以上は良性腫瘍で患者は女性が多く、遺伝、放射線被ばく、女性ホルモン影響などが原因と分かるものもあるが、ほとんどの場合は原因不明だそうだ。ケイトはいったいどのように体調の異変に気づき、医師の診察を受けるに至ったのであろうか。
「まずピラティスのインストラクターから『あなた、右肩がかなり下がっているわよ』と指摘されたわ。そのうちに自然とハンドルが曲がってしまうのか、運転中に右の車線に飛びこむようになって。疲れが取れずいつも眠くてコーヒーを5杯も飲むようになったの。」