ブラッド・ピットとの離婚を申請した後、映画『First They Killed My Father（原題）』のメガホンをとったアンジェリーナ・ジョリー。彼女が今後の予定について触れ、再び演技の仕事に戻る意向だと明かし世界中のファンを喜ばせた。

毎年のように「女優業は少しずつ減らしていく」と述べ、2014年には『Variety』誌インタビューで「まあ、あと数作品は出る予定ね」とコメントしていたアンジェリーナ・ジョリー。その理由として「私は役者にカメラを向けて彼ら・彼女らの素晴らしい演技を見る方が、（自分で演技をするより）ハッピーな気分になれる」と語っていた。「カメラの前で演技することを心から愛したことはない」とも言い、女優になった理由についても、「母を喜ばせたかったから」と告白済みだ。

また2015年には「以前ほど、演技が重要だと思えなくなった。今の私は子供達の世話に時間を費やしているし、それでハッピーなの」と述べたため「ついに引退が迫っているのでは？」とも囁かれたアンジェリーナが、演技の再開を考えていることを明かした。このほど映画祭に出席したアンジェリーナは、今後についてこのように話している。

「今は映画『First They Killed My Father』ほど監督したいと感じる作品がないの。だから演技をするつもり。家庭の事情があって、子ども達の世話もあった。そのために1年以上も演技の仕事を休んでいたから。」
「家で（6人の子ども達に）必要とされていたのよ。でも、できればあと数か月以内に仕事を再開したいわ。」