生まれた時から全てを分かち合って来た一卵性の双子姉妹。このほど同時期に妊娠が発覚し13日差の予定日が伝えられた。しかし双子は同じ病院で20時間差での出産となり、本人たちはもちろん周りを驚かせた。『Inside Edition』『CBS News』『Fox News』など複数のメディアが伝えている。
米マサチューセッツ州で、双子ならではの偶然の奇跡が起こった。同州ボストンに住むレイチェル・マックギーオさん(34歳)は8月1日に新しい家族を迎える予定だった。しかし予定日を過ぎても兆候はなく、13日にようやく陣痛が始まった。
レイチェルさんの住む家からおよそ2時間離れた距離にある同州ケープコッドに住むベッキー・ピストーンさん(34歳)は予定日が13日で地元の病院で出産をする予定だった。しかし陣痛促進剤を使用して2日半経っても赤ちゃんが生まれてこないレイチェルさんを心配していたベッキーさんは、夫トッドさんの車でレイチェルさんがいるケンブリッジのマウント・オーバーン病院へと向かった。双子同士そばにいさせてあげようというベッキーさんとレイチェルさんの2人の夫の優しい計らいでもあった。
やがてベッキーさんが到着して2時間後に、レイチェルさんの陣痛は激しくなりいよいよ出産を迎えた。ベッキーさんはレイチェルさんの手を握り励まし続けたが、出産を見届けたら地元に帰る予定をしていた。ところがベッキーさんにも陣痛が起こり、レイチェルさんと隣の部屋で出産を迎えることになった。