武道家で俳優としても活躍し、32歳の若さで亡くなった今もファンに愛され続けているブルース・リー。このカンフーの大スターになりきって「アチョ―ッ！」と声をあげて、ヌンチャクを回す真似をした人もいるのではないか。ブルース・リーの主演映画『死亡遊戯』に登場するトラックスーツとヌンチャクは、ファンにとっては垂涎の品。実際に香港のオークションではこのスーツに1000万円を超える値がついたほどだ。このたび、その2品によく似せた、彼になりきれる「限定ウェアとヌンチャク」が誕生したという。一見、ブルース・リーと同じ物のようだが、これは「未病対策グッズ」として利用するアイテムらしい。

このウェアとグッズは、見た目から強くなり、自身の気分を高めることで「未病」を克服できるよう、養命酒の担当者がこだわり抜いて制作したもの。ちなみに未病とは「なんとなく調子が悪い」「疲れやすい」「体力が落ちた」など、病気というほどではないが、健康でもない状態のことを指すそうだ。

そこで『“死亡”遊戯』ならぬ『“未病”遊戯』なりきりグッズとして生まれたのが、「未病遊戯なりきりルームウェア」だ。これは『死亡遊戯』でブルース・リーが着ていた黄色地に黒いラインの入ったトラックスーツを模している。ボディラインを気にすることなくそれなりに着こなすことができ、シワになりにくく耐久性が高いので、日常使いに適している優れモノだそうだ。本物との大きな違いは、胸に入った養命酒のロゴと背中の「飛龍マーク」だろう。ゆったりリラックスできる着心地で未病の改善を助けてくれるらしい。

そしてブルース・リーに欠かせないヌンチャクもしっかり用意されている。と思いきや、こちらは「ヌンチャク型首マッサージ器」である。こちらはヌンチャクとして手に持ってしっくりくる質感を追求し、その再現性と共に実用性にこだわり抜いたそうだ。ツボ押し効果で未病を改善するという。実際に男性がウェアを着て、ヌンチャク風マッサージ器を手にポーズをとっている写真がサイトに掲載されているが、なかなかサマになっているではないか。養命酒では、このウェアとグッズをセットで3名に、ヌンチャク型首マッサージ器を34名にプレゼントする。

では、自分は未病なのか。サラリーマンにとって結構身近な未病について、簡単な質問に答えるだけで判断できる『未病サラリーマン診断』もサイト（http://www.yomeishu.co.jp/mibyou/special/）で行うことができる。3つのステージ「仕事編」「休み編」「遊び編」の質問に、「YES」「NO」で答えて、未病レベルをチェックすると、原因と対策が分かるのだ。また、質問に答えた後のコメントがなかなかウィットが効いている。たとえば、「仕事編」で「1日の最大の運動は“通勤”だ！」で「YES」を選んだところ、「オリンピックに“通勤”という種目があれば良いのですが、残念ながらまだ正式種目になっていません」というコメントが表示され、思わずクスッと笑ってしまう。