映画『ザ・リング』シリーズなどで知られる人気女優ナオミ・ワッツ(48)の両親は、ナオミがわずか4歳の時に離婚。その数年後に父は30代前半の若さで帰らぬ人となったが、その死因はドラッグの過剰摂取だったという。
このたび『The Guardian』のインタビューに応じたナオミ・ワッツが、ピンク・フロイドのサウンド・エンジニア兼ロード・マネージャーを務めていた亡き父を回顧。つい最近バンドのファンから父の写真を見せられ、微笑む父の姿を目にして涙したことを明かした。
「理解していただきたいの。父の写真は3枚ほどしか持っていないし、父との思い出は2つくらいしかないの。写真はピンボケしているか、父は背後に小さく写っているだけだったのよ。」
またピンク・フロイドのメンバー達はナオミの父の死後、助けの手を差し伸べてくれたそうだ。
「亡くなった時、父には貯金もなかったの。母にもお金は無かったんでしょうね。」
「だからバンドから母に数千ドルを差し出してくれたの。本当に親切にしていただいたわ。」
ちなみに父がバンド関係の仕事をしていた頃、両親はやはり“ワイルド”で、ナオミは普通の親と静かに暮らす生活に憧れていたのだそう。離婚後も父は変わらず、ナオミが7歳の頃には急死。原因はおそらくヘロインの過剰摂取だという。