イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】今年最も稼いだ豪出身ハリウッドスター、トップはなぜか女優のナオミ・ワッツ。

オーストラリア出身で昨今最も活躍しているハリウッドスターと言えば、ダントツでニコール・キッドマン(44)の名が挙がるであろう。だが今年はどうも様子が違った。ナオミ・ワッツ(43)がNo.1の座に躍り出たのだ。

ナオミ・ワッツという女優。イギリスで生まれオーストラリアで育ち、キッドマンは同じ演劇学校に通った親友である。ものすごい美人だがアクが無さ過ぎて、ホラーやサスペンスの “被害者” には打ってつけだが、どうもヒューマンドラマの大作などとは縁が薄い。代表作はと尋ねられれば『キング・コング』か『ザ・リング』か、 などと言われてきた。そんな彼女が今、ジワジワとその実力を上げてきている。

このほどオーストラリアのビジネス誌『BRW』が、同国出身のセレブたちの2011年の収入を発表した。それによると、ハリウッドスターの部門で今年最も高い収入を上げたのは、キッドマンでもヒュー・ジャックマンでもケイト・ブランシェットでもなく、19.3ミリオンドルを稼いだナオミ・ワッツであったとのこと。

今年のワッツの仕事ぶりについて。まず(以下すべて原題)『J. Edgar』と『Dream House』が公開となり、来年公開の『The Impossible』と『Movie 43』の撮影は完了。『Sunlight Jr.』は年明けにまた撮影が再開される。俳優リーヴ・シュレイバーとの間に07年と08年に息子が生まれたが、その育児もひと段落ということか、ワッツはハイペースで仕事をこなすようになっているのだ。

09年には“お値打ち価格で使える女優”、つまりギャラが安いために使い勝手がよいとされる女優の1位に選ばれてしまい、それは悔しい思いをした。以降の彼女は、仕事の安請け合いはしないと心に誓ったはず。納得の行く額を貰い、かつ本数をこなした結果が今回の数字である。もっとも、大作1本で破格のギャラが約束される大女優になれれば、それに越したことはないのであろうが…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)